国際公共政策EP 2015年度シンポジウム
「TPP協定:グローバルとローカルの相克と相生」実施報告

シンポジウムを終えて

大学院国際社会科学府国際公共政策EPは、神奈川県、横浜市および横浜商工会議所の後援を得て、12月1日(火)に横浜市開港記念会館にてシンポジウムを開催しました。参加した市民・学生約130名の中から数多くの質問を受けながら、熱心な議論が交わされました。 シンポジウムは、「TPP協定:グローバルとローカルの相克と相生」と題し、第一部では、秋山太郎国際社会科学府長の挨拶の後、手嶋龍一氏(作家、ジャーナリスト)による基調講演がなされました。手嶋さんは、TPP協定について、他の経済連携協定との関係でどう位置付けられるのかという点や、国際安全保障問題としての視点、中国・米国との関係と関連させて議論されました。

基調講演に引き続き、第二部として、柳赫秀教授の進行によりパネルディスカッションを行いました。はじめに荒木一郎教授(国際経済法専攻)から「TPP協定案について」、続いてパーソンズ・クレッグ教授(経済学専攻)から「TPPと消費者にとっての利益」、 松井美樹教授(経営学専攻)から「TPP時代のサプライチェーン・マネジメント:『効率』と『レジリアンス』と『リスク・マネジメント」』というタイトルでパネル報告がなされました。国際法、経済学、経営学それぞれの視点から、TPP協定実施がどのような影響を与えるのかが検討され、フロアからの質問をはさんで、 手嶋さんを含むパネリスト間でディスカッションが行われました。ディスカッション終了後もフロアから質問・コメントが寄せられ、活発な討議が行われました。

なお手嶋龍一さんと3名のパネリストの報告内容は、下記資料をご覧下さい。

 

パネリストからの報告

 

お申込み・お問い合わせ先

国際公共政策EP担当 
E-mail: ippepatmarkynu.ac.jp

 

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