学術講演会成果報告

横浜法学会 特別学術講演会 成果報告

下記のとおり講演会を開催いたしました。

日時
2014年10月29日(水)5限 16:15 ~17:45
場所
横浜国立大学 経済学部講義棟2号館 211教室
 (横国大HPアクセスガイドよりキャンパスマップN4-3参照)
講師

小野 毅 氏 (弁護士 横浜弁護士会会長)

題目
「弁護士会から見た法科大学院」

 

 

 10月29日(水)に横浜法学会では、横浜弁護士会会長で弁護士の小野毅氏をお招きして、「弁護士会から見た法科大学院」というテーマで学術講演会を開催しました。

 小野会長は、最初にご自身が司法制度改革に関わってこられた経験を話されたのち、横浜・神奈川地域に法科大学院を設置したことの意義、横浜国立大学法科大学院に期待されている役割について力説されました。
 小野会長は横浜国大の法科大学院が特に未修者の法曹養成に実績をあげてきたことを高く評価されましたが、法科大学院の乱立や法曹人口の劇的増加によって弁護士会や法科大学院を取り巻く環境はいっそう厳しさを増しており、法科大学院だけでなく法律家や弁護士という職業に対する魅力が低下していることについて危機感を表明され、法律家や法学部、法科大学院が魅力あるものであることを発信することの意義を強調されました。
 そして今後の課題として、弁護士については司法アクセスの改善が重要課題になること、これから法曹をめざす若い人には個性的であってほしいこと、マニュアルに頼らないこと、上から目線にならないこと等のアドバイスをいただきました。

 なお、本講演の記録は、『横浜法学』第23巻第2号に掲載済みです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ先

横浜法学会
〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-4 横浜国立大学大学院  

国際社会科学研究院法学会事務局(法学研究棟3階 N4-5参照)
開室時間 月・木・金 10:00~17:00 昼休み12:45~13:45
担当:中川 Tel/Fax 045(339)3632 E-mail: aiblawynu.ac.jp

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