横浜法学会 研究会成果報告

横浜法学会 平成26年度第5回研究会成果報告

下記の通り研究会を開催いたしました。

日時
2014年12月17日(水)9:30~10:30
場所
法学研究棟3階305会議室
(横国大HPアクセスガイドよりキャンパスマップN4-5参照)
講師

内海 朋子 教授

(横浜国立大学大学院国際社会科学研究院)

題目

最近の最高裁判例(刑法)の動向について

 

最近の最高裁判例(刑法)の動向について

 

 研究会では、親が、自分の子供を他方の親の元から連れ去る行為について、未成年者略取罪が成立するか、建造物損壊罪と器物損壊罪はいかにして限界づけられるかといった、刑法と民法の関わり合いが問題となる最高裁判例を素材として、最近の判例の動向について、分析を加え、解説を行った。 また、母親が中学1年生の長男に対して強盗を行うよう指示したところ、長男が現場の状況に臨機応変に対応して強盗を遂行したという事案について、母親はどのような罪責に問われるかについても解説を行った。 解説の後に、法律系の大学院に所属する学生達から質問がなされ、活発な議論が展開された。

(内海朋子)

お問い合わせ先

横浜法学会
〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-4 横浜国立大学大学院
国際社会科学研究院法学会事務局(法学研究棟3階 N4-5参照)
開室時間 月・木・金10:00~17:00 昼休み12:45~13:45
担当:中川 Tel/Fax 045(339)3632 E-mail: aiblawynu.ac.jp

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