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2. 研究・ワークショップ横浜法学会 研究会 成果報告

日時	2014年11月28日（金）16：15～17：45
場所	法学研究棟2階202会議室 （横国大HPアクセスガイドよりキャンパスマップN4-5参照）
題目	「公共建築物マネジメントの考え方を通して、これからを考える」 ミニワークショップを通じて、公共建築物のマネジメントの手法を学びます。 テーマ例：児童数が減少している地域における小学校の統廃合や空き教室の活用について

 

 

　１１月２８日午後４時１５分から、法学会と横浜市財政局・都市整備局の両局との共催で、「公共建物マネジメントの考え方を通して、これからを考える」と題する研究会を開催しました。
　この研究会では、横浜市財政局及び都市整備局の方々から横浜市の公共建物の配置状況、老朽化の現状などの説明を受けたあと、少子高齢化を迎えて、公共財としての市施設や大学などの公共施設の維持管理が喫緊の課題となっており、施設再配置や統廃合にどのような点を考慮すべきか、という実践的な実務的考察を行い、参加学生とワークショップにより具体例を用いて再配置・統廃合のモデルとその問題点を検討しました。
　公共施設は、行政法の世界では、公物・営造物と総称され、もっぱらその管理 責任が講学上の関心事でしたが、国地方の財政難や少子高齢化を迎えて、市民ニ ーズを満たしつつ施設の再配置等をどのように行うかが実務上の大きな問題であ ることがよく理解できた、と参加学生は満足した様子でした。
　法学会は、今後もこのような実務界との共催研究会を開催し、単なる講学上の 知識や体系の学習だけではなく、実務に根ざした学習の機会を院生、学部学生に 提供していきたいと思っています。