履修モデル

下記は一例です。各自の研究目的にあわせて研究指導教員と相談の上、履修する科目を決定してください。

〈①民法分野〉

修了後に活躍が想定される分野:大学教員、法律実務家、企業法務担当者など

〈内容〉後期課程においては前期課程と同様、財産法と家族法の双方について教員を配置することによって、博士論文の執筆に向けた民法全体にわたる指導体制を構築しています。近年では経済社会構造の複雑化複層化に伴い、研究課題の選択に際しても、法典の枠内で収まりきれないテーマを選択する学生が増えています。民法の周辺領域として商法、知的財産法、民事訴訟法の教員を配置しており、従来の民法解釈論を超える分野を選択した学生についても体系的かつ視野の広い研究を行うことができるようにカリキュラムが設計されています。

修了20単位以上講義科目(8単位以上)+ワークショップ・フィールドワーク(4単位以上)+演習科目(8単位)
講義科目(8単位以上)演習科目
ワークショップ・フィールドワーク(4単位)演習科目〈指導委員会〉(8単位)
1年次民法特殊研究I(2)
知的財産法特殊研究(2)
ワークショップI(2)演習I(4)
2年次民法特殊研究II(2)
民事訴訟法特殊研究(2)
ワークショップⅡ(2)演習II(4)
3年次フィールドワーク(2)
博士論文題目知的財産権の担保化と担保法理論の相克と展望

〈②刑法分野〉

修了後に活躍が想定される分野:研究者、国または地方公務員など

〈内容〉刑事法の分野は、自動車運転事故に関する重罰化など、世の中の動向を反映して立法の動きが盛んになってきています。また、過剰防衛や共同正犯といった、理論刑法学における古典的ともいえるようなテーマについても、最高裁判決が多く出されています。刑法のみならず刑事政策や刑訴訴訟法など、その関連領域にも視野を広げつつ、刑法についてより深く研究し、高度な理解に到達することができます。

修了20単位以上講義科目(8単位以上)+ワークショップ・フィールドワーク(4単位以上)+演習科目(8単位)
講義科目(8単位以上)演習科目
ワークショップ・フィールドワーク(4単位)演習科目〈指導委員会〉(8単位)
1年次刑法特殊研究(2)
刑事訴訟法特殊研究(2)
ワークショップⅠ(2)演習I(4)
2年次憲法特殊研究(2)
法理学特殊研究Ⅰ(2)
ワークショップⅡ(2)演習II(4)
3年次フィールドワーク(2)
博士論文題目共犯の処罰根拠

〈学府共通科目群〉本学府の国際性の特色を発揮するために、博士課程前期・後期の学生が共通に受講できる英語能力を高める共通科目を2つ開講します。
・Thesis Writing(2単位) ・Presentation and Discussion Skills(2単位)
英語による論文作成のスキル、発表・討論のスキルをアップするものです。


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