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新設プログラムの目指すもの
2016年4月、国際開発分野、特にガバナンス・セクターの専門家を養成する教育プログラム(Educational Program: EP)として「国際開発ガバナンス」教育プログラムが開設されました。
その目的は、途上国の国づくりの根幹である公共部門の「ガバナンス」のあり方について専門的見地から国際開発に携われる専門人材(研究者・実務者)を養成することにあります。
そして、その具体的な教育内容は、政治学、行政学、法学のいずれかの学問に立脚して「ガバナンスを見る眼」を体系的に習得するためのトレーニングを行うというものになります。
カリキュラムの概要
国際開発ガバナンス教育プログラムでは、ガバナンス理解に不可欠な政治学、行政学、法学の3つのコア・ディシプリンを基軸として構成される多様な専門科目群によって専門性を深めていくのと同時に、ガバナンスの課題に直面している途上国の現場を肌で知ることを可能とする実践的科目群が共通科目として用意されています。
専門的な見地からガバナンスの各要素に深く斬り込む専門科目
- 法学(国際法・開発法学含む)領域の科目群
- 行政学(国際行政・開発行政学含む)領域の科目群
- 政治学(国際政治・開発政治学含む)領域の科目群
国際開発ガバナンスの現実を実体験する共通科目
- 海外フィールドワーク:10日間ほどの途上国現地調査
- 国際協力インターンシップ:国際機関やNGO、援助機関等のインターン参加を推奨・支援
- 国際協力特論:JICAの専門家や実務家による輪講講義
国際開発ガバナンスの研究に不可欠なコミュニケーション能力や研究方法論を養成する科目
- 研究方法論習得のための科目:Research Method、Critical Thinking and Discussionなど
- コミュニケーション能力向上のための科目:Communication Skill、Academic Writing、Public Speaking、Intercultural Communication and Negotiation、Presentation and Discussion Skillsなど
国際開発ガバナンスの理解を助ける隣接科目
- 経営学領域の科目群→経営学専攻から取得可能
- 経済学(国際経済学・開発経済学含む)領域の科目群→経済学専攻から取得可能
- 人類学(開発人類学含む)、社会学領域の科目群→都市イノベーション学府から取得可能
1 新設プログラムの目指すもの・カリキュラムの概要
2 本プログラムの特徴
3 なぜ今、ガバナンスなのか
4 3つの要素・3つの柱・3つの領域
5 専門を究めるには?:独自メニュー:担当教員5人の横顔
6 YNU国際開発ガバナンスから広がる世界